月のない夜は

本当にきれいで

空は

果てしなく広がっていて

まるで

「僕」

というちっぽけな存在を

ぽっかり浮かばせるような

色をしていた

 

真っ暗だけど

いろいろなものが見えてきて

いろいろなことを教えてくれる

 

満月の夜は

とっても明るくて

まるで

「僕」

の心まで

照らされるような

そんな気分になった

 

明るすぎて

眩しかったけど

やっぱりきれいで

それを見ている僕も

きれいに思えた

 

晴れた夜は

空気が澄んでいて

「僕」

の心も澄んできて

とてもいい気持になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明: 071027_0225~0001

 

 

夜になると思いだす

失った

モノ

大切な

もの

どちらもあって

「僕」

がいる

どちらもあるから

「僕」

でいられる

そして「僕」は夜が来るたびに

思うのだろう

感じるのだろう

「幸福」

いうものを